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PATEK PHILIPPEパテック フィリップ

時計界を揺るがした5つの技術

パテック フィリップ・シール

パテック フィリップ・シール

精度基準の「クロノメーター」や、品質基準の「ジュネーブ・シール」など、時計業界にはいくつもの公的基準が存在しているが、パテック フィリップではそれよりも厳しい自社基準として「パテック フィリップ・シール」を定めている。これはムーブメントだけでなく、ケースも含むすべてのパーツやアフターサービスに対しても、徹底的に精度と品質を追求するというもの。第三者の手にゆだねないことで、一切の妥協を排除している。

メティエダール(工芸技法)

メティエダール(工芸技法)

19世紀に流行した様々なメティエダールは、時代と共に廃れてしまった。しかしパテック フィリップは、こういった技法を用いた時計を作り続けて職人をサポートしてきた。中でもクロワゾネやグリザイユ七宝などの工芸技法を施した「ドーム・テーブルクロック」は、その白眉といえるだろう。少量限定生産のため手にすることは極めて困難だが、古典技法を守るという価値もあるため、世界中のパテック フィリップ愛好家が憧れている。

Cal.89

Cal.89

創業150周年という節目に発表された懐中時計「キャリバー89」は、研究開発に5年、製作に4年という長い期間をかけて生まれた。33種の複雑機構を搭載しており、表面には永久カレンダーやクロノグラフ、裏面には星座表や均時差などを表示。使用するパーツは1728個に及ぶ。パテック フィリップではケース素材が異なる4つの時計を製造し、オークションによって販売された。YGのプロトタイプはパテック フィリップ・ミュージアムに収蔵。

ワールドタイムと年次カレンダー

ワールドタイムと年次カレンダー

幾多の機構や技術を開発してきたパテック フィリップだが、実用性という観点で考えると、「タイムゾーン機構」と「年次カレンダー機構」の偉大さは群を抜く。タイムゾーン機構は1930年、時計師ルイ・コティエにより開発され、その後パテック フィリップが完成させ、1959年に特許を取得した。都市ディスクと24時間リングで、世界中の時刻を同時表示できる。年次カレンダー機構は月の大小を計算して動き、3月1日のみ修正するだけで、一年を通じて便利に使える。どちらも人気の機構である。

グランドマスター・チャイム

グランドマスター・チャイム

創業175周年を記念して生まれた腕時計で、20の複雑機構を搭載し、さらにケース全面に手彫りの彫刻装飾を施している。チャイム機構に力を入れており、グランドソヌリ、プティットソヌリ、ミニット・リピーター、アラーム、そして日付をチャイムで知らせるという世界初の「永久カレンダー・デイトリピーター機構」を搭載。ハンマーは3つ搭載しており、美しい音色を奏でる。生産本数は7本のみで、あっという間に完売してしまった。