MATSU BLOG
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 2017.04.27

アール・ヌーヴォーガラスの世界展/山田啓貴 油彩展

本館8階


アール・ヌーヴォーガラスの世界展

ライター青木が本館8階美術画廊より旬な情報をお届けいたします( ´▽`*)

19世紀末に開花し、今もなおその高い芸術性が注目されるアール・ヌーヴォーのガラス作品。

「ジャポニズム」の影響を受けながら、ガラス工芸を芸術の域まで高めた巨匠エミール・ガレ、ドーム兄弟の作品を中心に、厳選し取り入れた装飾美術の優品を一堂に展観いたします。

ドーム 葡萄とカタツムリ文花器
(1904年頃)

工房の意匠デザイナー、アンリ・ベルジェにより考案された意匠です。

透明素地のガラスに赤とオレンジ色のガラス粉をまぶし、紫、白、緑、茶色のガラスを部分的に被せ、エッチングでたわわに実った葡萄と紅葉した葉を見事に表現しています。

側面にはあらかじめ形作った2匹のカタツムリを溶接し、グラヴェールによる彫刻を加えて仕上げています。

ガラスとは思えない、とても豊かな色彩にまるで本物のようにリアルなカタツムリ。

100年以上も前に作られたとは思えない、高度な技術が週託された名品です。

■ドーム 葡萄とカタツムリ文花器 7,344,000円(税込)

ガレ 中世貴人文花器
(1884~89年)

琥珀色のガラス素地にエッチングを施し、エナメル金彩で犬を連れた中世の吟遊詩人の姿を描いています。

器全体を取り囲むように様式化された花柄が趣を与えています。

豪華で気品あふれる繊細な絵付けがすてきな一品です。

■ガレ 中世貴人文花器 4,536,000円(税込)

ドーム 花畑文花器
(1900年頃)

プレリアルと題された、ドームの中でも人気シリーズの作品です。

透明素地にピンク淡緑色のガラス粉をまぶし、色彩豊かなエナメルで花畑を表現し、カマイユで遠くの風情のある景色を描いています。

見れば見るほど細かいところまでこだわりがわかり、まるで絵画を立体的に表現したよう。

時間を忘れてずっと見ていられる美しい作品です。

■ドーム 花畑文花器 9,720,000円(税込)

■アール・ヌーヴォーガラスの世界展
4月26日(水)→5月9日(火)
本館8階 美術画廊


山田啓貴 油彩展

北海道苫小牧市出身、多摩美術大学大学院修了で現在39歳の山田啓貴先生。

中世の油絵の古典技法を使ってキャッチーな物を描いていらっしゃり、絵からは昔の自分の記憶を辿っているようなノスタルジックで奥深い印象を受けます。

先生自身の記憶でありながら、だれもがリンクする記憶をもっているので、まるで自分の記憶のように見る人にとっての「あの頃」が蘇るような不思議な感覚。

2014年のART FAIR TOKYOや2015年のART TAIPEIなど世界的なアートフェアにご参加されることが多く、旧フランス大使館、ワシントンやロンドン、ベルリンのギャラリーにも作品を展示されたことがある等、海外で幅広く活躍され、世界中にファンがいらっしゃいます。

お立ち寄りいただき、絵の深みに吸い込まれていく感覚を味わってみてください。

4月29日(土・祝)・30日(日)には作家来廊予定です。

■Fortune gumball 2,160,000円(税込)

■青がなんとも好きでして 216,000円(税込)


■山田啓貴 油彩展
4月26日(水)→5月2日(火)
本館8階 美術画廊

***** ライター紹介 *****

青木美紗 Aoki Misa

2017年3月より松ブロライターとして活動を始める。
お客様目線の旬な情報をお届けするのが生きがいで、
それを発掘するために松坂屋のフロアを隅々まで駆け回っている。

普段は結婚相談所マリッジ・ラボでご縁を結ぶ結婚カウンセラーをしており、
約3年前から婚活パーティー『松コン』や『お見合会』等を開催している。


※掲載商品は数に限りがございます。品切れの際はご容赦ください。
※本サイトの2019年9月30日以前の記事における表示価格は8%の消費税率に基づく税込価格です。2019年10月1日以降の当該商品またはサービスの提供につきましては、本体価格に加えて改定後の税率に基づく消費税を頂戴いたします。

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