2019.05.18
世界が驚いた織の技術 西陣織博覧会
2019/5/15(水)→20(月)
南館1階 オルガン広場 ※最終日は18時閉場
ライター青木が南館1階オルガン広場より旬な情報をお届けいたします(´◡‘♥)
千五百有余年の歴史と伝統を誇る西陣織。
西陣織美術工芸では、世界に誇る織技術を駆使して精緻に、繊細に四季折々の美しい自然、花鳥風月、先人の遺した偉大な芸術作品を織物で再現しています。
西陣織の匠の技が新たな世界に挑戦

金剛寺にある重要文化財の屏風「日月山水図」を蓄光糸を用いた手法で再現し、暗い場所で光を放つ幻想的な作品に。
光や壮大さは写真では再現が難しいので、是非実物を見ていただきたいと思います。
西陣四曲二双屏風 日月山水図
製織者:浜岡均・幸子
浜岡京丹後市網野町
織額装 ゴッホ「ひまわり」


西陣織の完成までには20を超えるプロセスがあり、それぞれの工程が専門家によって分業されているそうです。
各工程に高度な技術と豊富な知識が要求されます。
見てください!下写真の裏側から見たこの糸の数を!
緻密な計算の下に1本1本丁寧に織り込んで芸術を作り上げていく、職人の卓越した技術に脱帽です。
●Vincent Van Gogh 織額「ひまわり」
製織者:松見樹憲 京丹後市丹後町
1,296,000円(税込)
職人の匠の技


明治時代に西洋から取り入れられたジャガード織りを用いているのですが、通常の帯は400~900口織で作られるのに対し、4倍以上の細かさである、1800口織ジャガードを使用しています。
それでここまで細かい表現が可能になるというわけです。
●西陣全通全景丸帯 日本画格天井文
製織者:澤義昭・まゆみ
京丹後市網野町
842,400円(税込)
西陣織の小物販売

このような素晴らしい織の技術が日本にある事を誇りに思います。
そんな日本の匠の技がミニ額となって、手軽にお楽しみいただけます。
他にも人気の西陣織生地のはぎれや、バッグ等の小物類も充実しております。
●ミニ額 2,700円(税込)
※掲載商品は数に限りがございます。品切れの際はご容赦ください。
※本サイトの2019年9月30日以前の記事における表示価格は8%の消費税率に基づく税込価格です。2019年10月1日以降の当該商品またはサービスの提供につきましては、本体価格に加えて改定後の税率に基づく消費税を頂戴いたします。
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