【ライカ】ライカM ブラックアンバー[大丸松坂屋限定]
職人による漆塗りが施された逸品

2017.03.25

【ライカ】ライカM ブラックアンバー[大丸松坂屋限定]
【ライカ】ライカM ブラックアンバー[大丸松坂屋限定]

男の三大趣味といって思い浮かぶのが、機械式時計、クルマ、そしてカメラだ。これらは時間を知る、人や荷物を移動する、写真を撮る、いずれも実用のために作られた物だが、男が趣味として選ぶそれらには実用以上の何か、たとえば快感や享楽のようなものを感じさせる。

「ライカ」のカメラはその代表だろう。シンプルなデザイン、操作のしやすさをもちながら、しかし、目にした瞬間、触れた瞬間に圧倒的な作りの精度に驚かされ、心を奪われる。私も「ライカ」に心を奪われた一人だ。こんなカメラは他にはない。

 

なかでも『ライカM』はその象徴だろう。1954年に発売された『ライカM3』は今なお、カメラ好きの心を魅了してやまない。その伝説的カメラの系譜を今に引き継ぐのが、『ライカMTyp 240)』だ。
ライカの魅力は、当コラムで以前にも紹介したので、詳細はそこをご覧いただきたい。

今回ご紹介するモデルは大丸松坂屋の限定バージョンだ。どこが違うかというと、トップカバー、ベースプレートをはじめ、細部のパーツに至るまで輪島の本漆塗りで仕上げられている点にある。5層にも及ぶ重ね塗りが熟練職人の手によって施されている。琥珀のような透明感は使い込むほどに味わいが生まれるという。

また、前面とトップカバーには蒔絵による金文字でロゴが描かれ、四季のモチーフを描いたシャッターレリーズボタンが4つ、赤漆塗りで仕上げたボディキャップが付属し、それらが専用の桐箱に収められる。

「ライカMTyp240)」自体が、工業製品の枠を跳び抜け、アートのような存在であるが、当エクスクルーシブモデルはその芸術性をさらに昇華させ、男の趣味心をより強く揺り動かす。

カメラは写真を撮るために存在するのだが、機械式時計やクルマがそうであるように、飾って眺めて悦に浸ってもいいではないか。機能がデザインを決める、と私は考える。デザインのためのデザインにはどこか浮ついたものがあり、長く愛せない。

ライカのM型カメラは、お洒落のためのカメラではない。プロカメラマンが決定的瞬間にシャッターボタンが押せるよう配慮された素材、作り、デザインを持っている。そこには邪な気持ちなどない。だから眺めているだけでも心地よいのだ。

ちなみに数量限定で、その数は50台のみだという。受注開始は201732513時から。また、受注後より手作業で漆塗りが施されるから納期は34カ月後を予定する。手に届くまで、何を撮ろう、どこに飾ろう、とあれこれ妄想にふける時間も贅沢だ。

ボディ『ライカM ブラックアンバー』
[50台限り]税込1,350,000円(受注生産)
※レンズは別売り。

大丸松坂屋限定

※掲載商品は2017年3月現在の情報であり、変更となる場合がございます。
※品切れの際はご容赦ください。

お問い合わせ

北館5階 ライカ
052-264-2840(直通)

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この記事のライター

荻山 尚 / ファッションエディター

1972年生まれ。青山学院大学卒業後、商社に入社した後に編集者に。
レオン副編集長、センス編集長などを務めた後に独立。現在はファッションエディターとして雑誌やWEB、広告などに執筆する。
雑誌GGのファッションディレクターも務める。