パールアクセサリー「LAWRENCE 」デザイナー 南条千尋 × ファッションエディター 荻山尚【後編】

2016.09.20

パールアクセサリー「LAWRENCE 」デザイナー 南条千尋 × ファッションエディター 荻山尚【後編】

男のダイヤのこなし方

荻山 男性がダイヤを身に着ける。少し抵抗を感じる人も多いと思うのですが。

南条 一粒だけだとちょっと女性的に見られるかもしれませんね。この「ダミアーニ」の『ベル エポック』のように複数のダイヤを幾何学的に配置している物の方が着けやすいと思います。

荻山 普遍的なクロス・モチーフというのも取り入れやすい?

南条 アールデコ調の太いラインだから、男っぽいですね。サイズも大き過ぎず、小さ過ぎずで、バランスがいい。大きいとワイルドに、小さいと女性的に見えてしまう。これはどちらにも感じさせる絶妙なサイズ感。

荻山 20×15㎜のサイズの表と側面にダイヤがぎっしり。

南条 しかもこれ、クロスが外と内の二重構造になっているんですよ!

荻山 あ、ホントだ。実際に着けてみると、体の動きに合わせて、胸の上で外と内それぞれが別の動きをする。

南条 それに合わせてダイヤの輝くポイントも違うから、ついつい見とれちゃう。

荻山 単一的な輝きじゃない!

南条 完成度の高いデザインですね。あと、チェーンの留め具にも小さなダイヤがあって、手が込んでます。さすがイタリアン・ジュエラー!

荻山 ダイヤを載せる台座にはゴールドが使われています。

南条 ダイヤの透明感を増長するのはホワイトゴールドが一番だと思います。白系の貴金属と石の組み合わせは、着用するシーンを選ばず、スーツでもカジュアルでも合わせやすい。ただ、ピンクゴールドの高貴なんだけどかわいい色合いも女性は好き。

荻山 このピンクゴールドと、イエローゴールドはダミアーニ 銀座タワー開店一周年を記念したモデルで、GENTAでも買えます。

南条 「ダミアーニ」を選ぶ女性って、自分だけの審美眼をしっかり持っていて、人とかぶらず、個性を出せる人が多い。当然、同じ価値観を持つ男性に惹かれると思います。

荻山 この『ベル エポック』のクロスチャームなら、ジュエリー初心者から上級者まで、どんなファッションにも取り入れられる。しかも、女性にはすでに認知されているジュエラーのものだから、そっち方面からのウケもいい。

南条 そんなことばっかり考えているんですね。

荻山 す、すみません(汗)。



●〈ダミアーニ〉ベル エポック
1996年に発表されたダミアーニを代表するコレクション。20世紀初頭のヨーロッパで誕生した映画のフィルムをデザインソースに、「良き時代」を意味する〝ベル エポック”という名のとおり、パリの空気感や想像する喜びを再び呼び起こすという願いが込められている。ネックレスは、二重構造になっており、外と内のモチーフが体の動きに合わせ、立体的な輝きを放つ。

左/ピンクゴールド×ダイヤモンド 税込851,040円
右/ホワイトゴールド×ダイヤモンド 税込849,960円
■北館5階

 


 

 

南条千尋
パールアクセサリー「LAWRENCE 」 デザイナー
国内外のショーやCFのモデルを経て2011年よりパールのブランドLAWRENCEをスタート。高価でかしこまったイメージのあるパールを、もっと気軽で身近な存在に出来るようデザインされたアイテムが人気。

http://shop.lawrence-pearl.com/

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この記事のライター

荻山 尚 / ファッションエディター

1972年生まれ。青山学院大学卒業後、商社に入社した後に編集者に。
レオン副編集長、センス編集長などを務めた後に独立。現在はファッションエディターとして雑誌やWEB、広告などに執筆する。